実際にはランドから出発したので、距離や獲得標高は倍くらいになります。
御坂峠の旧道には天下茶屋というお茶屋さんがあります。今回はここでお茶をすること、天下茶屋からの景色を見るのが目的です。
河口湖からは旧道の御坂道を通って峠を目指します。途中で137号に合流して、新御坂トンネルまで上ります。
ここから右方向の、旧道の御坂みちを上ります。
旧道は車がほとんど通りません。上るときに追い抜かれた車やバイクは片手でおさまるくらい。日陰も多く、走りやすかったです。沢もあり、涼しい風が心地よい。
40-50分程度で天下茶屋に到着。趣がある、歴史を感じさせる建物です。昔は旅籠としても使われていたようですが、今はお茶と食事のみができます。
目の前の道から見ると、河口湖と富士山がどーんと見えます。が、この日は残念ながら雲が多く富士山は見えませんでした。
これが茶屋の店内。縁台のような席もあり、気持が良い空間です。
頼んだのは、冷やし甘酒。
甘くて、冷たくておいしかったです。初めて冷たい甘酒を飲みましたが、くせになりそう。
実はこの天下茶屋は太宰治が長期逗留をした場所として有名です。「富士山には月見草がよく似合ふ」で有名な「富岳百景」はここで書かれた小説だということです。
茶屋の2Fには当時、太宰が使っていた机が火鉢が展示されています。これらはお店の人にいえばただで見ることができます。
河口湖畔の食堂でご飯を食べようと思っていたので、お昼前に下ってきて、河口湖大橋を渡っていたら。。。 富士山が見えているではないですか。。。 もう少し待っていたら、天下茶屋からの絶景が見れたということですね。。。 残念。 でも、これでまた天下茶屋に行く理由ができました。(笑)