2014年バージョンの7.4FXのタイヤは700x32Cのタイヤが標準でついています。このタイヤを細くて軽量なものに変更するといういたって単純なチューンアップ。前回、自転車のパンク修理でタイヤを交換したのは多分小学生の頃。(いったい何年経ってるんだ。。)ということで、手順含めて忘れないように書いときます。
まずは改造前の自転車をパチリ。
まずはタイヤを外して、空気を抜きます。その後、バルブのちょうど反対側のリムのあたりにタイヤレバーを差し込みます。「チューブを挟んでしまうとパンクしてしまうので注意!」と参考書には書いてあったけど、優しくやってるとなかなか外れないので、「えいやっ!」とタイヤレバーを差し込んで、グイッとタイヤのエッジを持ち上げます。
リムテープという名前は雑誌などで聞いたことがあったのですが、具体的に何のためのどう使うかわかりませんでした。今回タイヤを外して初めてリムテープが何者かわかりました。
右側が新しくつけるチューブ、左側が今まで使っていたチューブ。
上から見ても今まで使っていたチューブは重そうに見えます。横から見ると、その違いがさらにはっきりします。
古いチューブと、新しいチューブの重さを量ります。そこの君、鼻をのっけると正しく重さが量れないよ!
なぜ23Cではなく25CかというとFX7.4を買った販売店の店員さんが7.4FXのリムだと25Cくらいまでにしておいたほうが良いというアドバイスをもらったため。23Cだといろいろなチューブやタイヤがあるので、選択肢が広がるんですけどね。。
今までのタイヤ、チューブと新しいものの重さを比較してみた。(実測)
Oldチューブ:124g + Oldタイヤ:400g = 524g
Newチューブ:73g + Newタイヤ:217g = 290g
ということでタイヤ一本あたり234gの軽量化に成功。これがどのくらい効果を生むのか楽しみ。(前後のホイールの重さも量ったので記録しておく。前輪1030g、後輪1630g。意外に重いね。。。)
最初にタイヤをリムにはめ込み、その後チューブを入れるんだけど、チューブに少し空気を入れておくと入れやすい。そのあとタイヤをリムに押し込む際バルブ側から押し込んでいく。最初はするすると入るけど、最後がつらくなる。タイヤレバーを使って最後は押し込む。
今までチェーンの手入れをしていなかったので、チェーンのお手入れ。お掃除と注油が一度でできるというので買ってみた。
最後にタイヤをはめ込んで、横から撮影。ちょっとタイヤが最初の写真よりも細くなったのがわかるかな?後ろから見るとこんな感じ。
で、改造したからには効果測定をしなけりゃいかん。ということでいつもの近所の周回コースに挑戦。このコースは過去に3回走っており、記録は以下のとおり。
1回目: 26:04
2回目: 24:51
3回目: 24:48
6.1kmの全長に、獲得標高144mとほとんどが坂のステージ。果たして今回は。。。
なんと19:06! 5分30秒以上の短縮! びっくらこいた!
まず漕ぎ出しから軽い、坂道を登っていても以前のタイヤよりも2段くらい重いギアで登っていけていた気がする。また、ハンドリング含めてとても軽くなった。今まではよく言えば安定感があるハンドリング。悪く言えば重い。今まではコーナーはどちらかといえばアンダーステアだったが、新しいタイヤでは軽いハンドリングのためコーナーリングがナチュラルに。
また、坂道での立ち漕ぎ(かっこよく言うとダンシングというらしいが、おいらの場合はまだ盆踊りくらいのダンシングなので、立ち漕ぎのほうがしっくりくる。)の際、ある程度自転車を左右に振りながら登っていくんだけど、以前のタイヤのハンドリングは重いので一漕ぎのたびにヨイショ、ヨイショと振っていた。なのでとても疲れる。そのため立ち漕ぎが長続きしない。
新しいタイヤは軽いので、ひょいひょいと左右に振れる。なのでそれほど疲れない。そのため楽に長く立ち漕ぎができる。(立ち漕ぎ時に、バーエンドの効果を最大限発揮できたのもタイムの短縮に繋がったと思う。)
なんか7.4FXは32Cよりも25Cのほうがバランスが良いように思う。
7.4FXに乗っている人で改造を考えている人は、まず最初にタイヤを25Cに変えることをお奨めします。自転車が変わりますよ。(改造は自己責任でお願いします!)
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